防草シート

防草シートとは

防草シートとは、草や雑草の発生を防ぐために地面に敷くシートのことです。
一般的には、ポリプロピレンやポリエチレンなどの合成繊維を原料として作られており、土壌中の栄養分を通して雑草が生えてくることを防いでくれます。

防草シートは、庭や畑、駐車場、道路など、草や雑草の発生が好ましくない場所に使用されます。
また、防草シートは通気性があるものとないものがあります。
通気性があるシートは、水はけが良く、水の浸透も防止しないため、土壌中の栄養分を保ちながら、雑草の発生を防止することができます。
一方、通気性のないシートは水はけが悪く、雨水が滞留し、根腐れの原因となることがあるため、使い方には注意が必要です。

防草シートとは

砂利敷

防草シートの上に砂利を敷くことは、防草効果を高めるための一般的な方法です。
防草シート自体は雑草の発生を防ぐ効果がありますが、厚みがある草や木の根などは、シートを通り抜けてしまうことがあります。
それを防ぐ役割を持つのが、『砂利』。
シートの上に砂利を敷くことで木の根や草を抑制し、シートを保護することができます。

砂利には他にも水捌けを良くするという利点もあります。
種類によりますが、通気性のある砂利は水捌けが良くなるので乾燥した地面に適しています。
また、泥はねや水たまりを防ぐことができるので、庭や駐車場、玄関先などで砂利が採用されるケースが多いのです。

ただし、砂利を敷く際には十分な厚みを持たせる必要があります。
砂利が薄い場合、雑草を抑えきれず下から伸びてきてしまいます。
厚さを持たせて砂利を敷いても、人が通る場所であれば歩いた反動で石が移動し、薄くなってしまうことも…。常に除草効果を保つためにも、定期的なメンテナンスは必要です。

砂利敷

防草シート+砂利のメリット

防草シート+砂利のメリット
①雑草の発生を防ぐことができる

①雑草の発生を防ぐことができる

防草シートは雑草が成長するのを防ぐためのもの。
その上に砂利を敷くことで雑草の貫通を抑制し、防草シートの防草効果を高めることができます。
雑草が生えにくくなるので、手入れの手間やコストも大幅に削減することができるのです。

②水捌けが良くなる

②水捌けが良くなる

砂利は水を通すので、雨や水やりのあと、地面に水が溜まることはありません。
防草シートの上に砂利を敷けば水捌けがよくなり、水たまりや水害の心配がなくなります。

③見た目が美しくなる

③見た目が美しくなる

防草シートは何といってもその機能性が魅力。
しかし、シートを敷くだけでは味気ない見た目になってしまいます。
そこで見栄えを良くしてくれるのが、砂利。
統一感のある色味でお庭や家周りの美しさレベルがUPすること間違いなしです!
砂利は種類によって色や大きさ、形が異なります。
やわらかい雰囲気やかっちりした雰囲気など…。
様々な表情を作ることができますので、お好みのものをお選びください。

④メンテナンスが楽になる

④メンテナンスが楽になる

しっかりと根を張る雑草や伸び続ける雑草は、放置すればするほどお手入れが大変になります。
これまで定期的な草むしりで腰を痛めていた方、業者に芝刈りを依頼してお手入れにコストをかけていた方。
防草シート+砂利の組み合わせはそんな面倒なメンテナンスを劇的に楽にしてくれますよ!

防草シート+砂利の注意点

防草シート+砂利の注意点
砂利の選び方に注意

砂利の選び方に注意

サイズや形状、色など、一口に砂利といっても種類が豊富に存在します。
砂利が大きすぎると水捌けが悪くなり、小さすぎると風で飛ばされる可能性も…。
そのため、目的と環境に適した砂利を選ぶ必要があります。
弊社ではお客様のニーズに合わせて最適なサイズのものをご提案できます。
「どんなものがいいのかわからない!」という方は“ホンジョウガーデン”にご相談ください!

シートの設置に注意

シートの設置に注意

防草シートは、地面の凸凹や障害物に合わせて適切な大きさに切り裂いてから敷く必要があります。
また、シートの重なり部分があまりにも多いと、雑草が生える隙間ができてしまいます。
せっかくシートを買ったのに、結局メンテナンスが必要…そんなことになるのは避けたいですよね。
購入したシートを適切に使用するためにも、施工はプロに任せるのをおすすめします!

重量の問題に注意

重量の問題に注意

砂利は重量があるため、最初の施工段階ではトラックで運び、お庭に敷き詰めていきます。

しかし砂利の上を頻繁に歩いたりしていると、次第に減ってきてしまいます。
弊社では、砂利が減ってきたときにお客様ご自身で追加できるよう、業務用ではなく市販の製品の提案も行っています。
比較的軽めの砂利も中には存在しますので、ご要望があればお気軽にお申し付けください。
敷地面積に応じて必要となる量も多くなるため、砂利を敷く際はその分手間や費用も考慮した上で場所決めをしましょう。

維持管理にも手間がかかる

維持管理にも手間がかかる

防草シートと砂利を組み合わせると完全に雑草が生えてこない、というわけではありません。
あくまでも『防草』の役割を持つものですので、雑草の手入れや、数年おきに砂利の補充、シートの修繕などのメンテナンスも必要となります。
しかし防草シートがある場合とない場合ではお手入れの楽さが大幅に変わります!
メンテナンスも業者に依頼すればお客様の負担は軽減されますので、長くお付き合いできる業者を選びましょう!

施工について